授業を成立させるのって大変!

授業を成立させる。

これは、教師にとって本当に大変な労力を要する仕事だ。

 

まず、子供たちを席につかせる。

静かにさせる。

ノート、教科書、筆記用具を用意させる。

前方(教師が立っている側)に意識を向けさせる。

黒板に何か書いたら、写させる。

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一斉講義型の授業の場合、これらのことを45分(50分)

もの間、継続させなければならない。

 

そろそろ、諦めた方がよいと思う。

授業なんて成立しない。その前提からスタートしよう。

 

では、どうすればよいのか。

 

授業ではなく、学習が成立すればいい。

 

子ども一人ひとりが、自分にとって取り組みやすく、

自分のレベルやペースにあった別々の教材に取り組む。

 

これは、今ならICT教育で簡単にできる。

教師は、子どもたちの進捗状況を見守っているだけでいいのだ。

 

「授業を成立させる」ことからの解放。

教師の働き方改革は、ここがポイントだと私は思う。

 

でもきっと教師は、自分が授業をして評価するという

アイデンティティを捨てられないだろうなぁ。

それをするくらいなら、教師辞める、って言うだろうなぁ。