ファシリテーター

先日、ファシリテーションに関する

Zoom勉強会に参加した。

ファシリテーション

簡単に言うと、

話し合いが円滑に展開するようサポートしたり、

活発な話し合いを促進したりすること。

ファシリテーターは、それをする人。

勉強会の講師の方が、

ファシリテーター、あなたの定義は?」

という質問を参加者全員にされたので、私は

「安心・安全の場を提供する人」

と(チャットに)書いた。

「安心・安全の場」。

これ、肝なので、私がファシリテーターとして

講座を担当するときは、

「この場は今、安心・安全?」を常に意識してる。

「安心・安全」っていつでも脅かされるから、

いつも心を配ってないといけないんだよね。

大変・・

そして、「安心・安全」の場を創作するときの

キーワードは「イエス・アンド」。

これ、インプロ(即興演劇)の世界で

使われる用語なんだけど、

「イエスー相手を受容する」

「アンドー自分の意志を加える」

この、たとえ何が起きようと

それを肯定的にとらえ、自分を表現する姿勢、あり方。

「ノー・ビコーズ」ではなく、「イエス・アンド」。

これだね、肝は。

さて、ファシリテーションの勉強会では、

最後に「合意形成」の話になった。

ファシリテーターが、チームの話し合いを

「合意形成に導く」という話。

まぁ、それはそれで大事。

そして、「合意形成」を目指さない話し合いも

もっとあっていいと思う。

私の偏見かもしれないけれど、

日本って、「みんな一斉に」「みんな一緒に」ってことが

めっちゃ多い気がする。

みんなもっと、一人ひとり、バラバラなこと、

やっていいんじゃないの?

そして、それぞれがやりたいことを、みんなが応援する。

この感じ。すごく素敵だと思う。

それぞれが、やりたいことをやる。言いたいことを言う。

それが基本。

ロールモデルは、大阪のおばちゃん!

大阪のおばちゃんは、好き勝手にいろんなことを話す。

誰が聞こうが聞くまいがおかまいなし。

(偏見かもしれないが・・)

そして、大阪のおばちゃん同士では、

「好き勝手やっていい」「好き勝手しゃべっていい」

に合意形成がある!

これだ。

でもこれ、もし、組織の中にいて、

「この中で浮きたくない」

と思っている人にとっては、かなりハードル高い。

好き勝手振舞うと、「変な人」になっちゃうから。

「変な人、上等!」っていう心意気がないと、なかなか・・

そして、今、「変な人」になる勇気が

必要な時代に突入した、という気がする。

そう、大阪のおばちゃんの時代。

大阪のおばちゃん集団をファシリテートできるように

なったら、ファシリテーターとして一人前、かな?