願望実現

昨日、zoomで、コーチングの講座を受講した。

講師の方は「コーチングにはこれといった定義はない」との前置きとともに

コーチングを次のように定義していた。

      【コーチングとは、可能性を引き出す会話】

 

上記の定義の説明として、

「人は様々な可能性をもっているが、通常、人はその一部分しか見ていない」

「コーチは、クライアントが見ていない、

 様々な可能性にスポットライトを当てる手伝いをする」

という話もされていた(私の解釈入り)。

 

講座の途中に、コーチングのデモ・セッションがあり、私は、

デモのクライアントに立候補した。

 

さて、そこから、参加者全員の前で、

講師(コーチ)と私の二人による、10分間のデモンストレーション。

 

私は、思う存分、自分の未来に関するビジョンを語った。

その後、講師から次の言葉があった。

      【明確なビジョンは、必ず、叶う】

 

コーチは、私の可能性を信じていた。

そのことがとてもうれしかった。

 

そうなんだよなぁ。

 

私は今、大学の教員をしている。自分の研究室がある。

そして、そうなる前、つまり、大学に採用され研究室をもつ前、

私は、研究室をもち、その窓から外を眺めている自分を

明確にイメージできていた(外の景色も含めて)。


ビジョン(夢)をもち、それを今、現実に起きていることとして体感できたら、

それはもう、半分以上叶っているのと同じ、というか、

すでに叶っているのだ。

 

「私は~になりたい」と思っている間は「~になりたい」という状態が続く。

「私は~だ」と言った(決断した)とき、

「私は~に」なっている!(タイムラグはある)

けど、「なる」ことは決まっている。

 

これは、簡単な理屈で、

「大阪に行きたければ、大阪行きのチケットを買えばいい」のだ。


大阪に行くための資金を用意し(貯め)、窓口(あるいはサイト)に行って

「大阪行きのチケットください」と言えばいい。

(あるいはサイトに入って、大阪行きチケットのボタンをクリック、でOK)

あとは、大阪行きの新幹線なり飛行機に乗り込めばいいだけ。

 

実は、本当に大事なのは、

「私は、本当に大阪に行きたいのか(行く覚悟があるのか)」

そして、

「大阪に行って何をするのか(大阪に行くのは「手段だ」とわかっているか)」

である。


つまり、今あるビジョンの、その先を見る、ことだ。

 

今あるビジョンは、プロセスの一部。

そう思えたとき、きっと「その先に実現する未来」は

目の前に、自然に現れてくる、と思う。

    ~人は、いつだって【プロセスを生きてる】から~